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ライン川にかかるホーエンツォリルン橋から、対岸のケルン大聖堂を望む。
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デュッセルドルフに向かう機内で出た軽食。同じフィンランド航空の機内食でも、日本路線では冷やしうどんが出たのに対し、ドイツ路線ではぐっと欧米風に。特にジャガイモの角切りサラダが添えられているのが、いかにもドイツらしい。 |
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ケルンへ向かう列車の中で拾ったKicker誌の表紙と、その中身。
W杯直前に行われたドイツ対日本戦の特集が組まれており、日本が高く評価されていることが分かる。……この試合が日本代表のピークだったとは、このときは知る由もなかった。
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kicker誌に掲載された日本選手の、対ドイツ戦の採点。5点満点で、数字が低いほど評価が高い。
この試合では、2得点を上げた高原が「1.5」ともっとも評価が高かった。玉
田や大黒は出場時間が短かったため、採点なし。
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橋のふもとには、巨大な騎馬像がそびえていた。 その巨大さもさることながら、土台となる石にスプレーで派手な落書きがあり、そのまま放置されていることに驚いた。日本だと見つけしだい、すぐ消されてしまうだろうに。ドイツっておおらか(?)だなあ。
橋を渡って左岸に着くと、いよいよ大聖堂が目前に迫ってきた。やはりこの圧倒的な迫力は、肉眼で対峙してみないと分からない。よく見ると、二つの塔の高さが微妙に異なっていることに気づく。老朽化のせいで、天使像の頭部や羽根が欠けたものが多いことも、近づいてみると分かった。
それにしても明るい。もう夜の8時だというのに、まだ陽は沈む気配を見せず、夕方5時くらいの空の色だ。H氏いわく、ドイツの夏は「白夜」とまではいかないけれど、陽が沈むのが遅く、夜9時半を過ぎてようやく暗くなってくるという。
だが見た目は「夕方」でも時間的にはもう夜なので、聖堂の見学時間は終わっており、中には入れなかった。明日、もう一度ここに来ることを楽しみに、私は大聖堂に別
れを告げた。
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左 ホーエンツォリルン橋のふもとにそびえる騎馬像。土台に描かれた派手な落書きと、りりしい騎士像のミスマッチがなんともいえない。
この他にも、ドイツではいたる所で落書きをよく見かけた。ドイツが「落書きの多い国」だということは、今回の旅の発見だった。
その落書きも、日本のようなイラストはほとんどなく、文字を装飾したメッセージ性の強いモノがほとんどだった。
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下 よく写
真に撮られる正面ではなく、側面から見た大聖堂。見上げていると、塔の先が今にも空に吸い込まれていきそうだった。 |
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